そこが知りたかった!
「オープン型キッチン」の落とし穴
image 現在、キッチンはオープンスタイルが人気を集めている。
 LD(リビングダイニング)とキッチンの境がなく、キッチンとLDが一体化する形式だ。その長所は、キッチンで調理する人が孤独にならないこと。調理をしているとき、LDで遊ぶ子供に目が行き届くことなど。キッチンスペースがLDに取り込まれるため、LDが広く感じるという長所もある。が、このオープンスタイルのキッチンには、致命的な欠点があることを覚悟しておく必要がある。
 それは、キッチン内が丸見えになるということだ。
 丸見えになっても、新品のときは問題ない。問題は、油汚れ、水はね、黒カビ等で汚れたときだ。毎日料理を行えば、システムキッチンを新品の状態で保つことはむずかしい。その結果、「リビングでくつろいでいるときに、汚いキッチンが見えるとウンザリする」というような事態が起きがち。加えて、オープンキッチンは、料理の臭いがリビングに広がりやすいという特性もある。
image ちなみに、IHクッキングヒーターの場合、室内が汚れないと思われがちだが、調理の際には上昇気流が発生し、食材を加熱すると臭いや油煙が室内にとびちる。オープンスタイルのキッチンを選ぶと、どんな調理機器を使っても調理の際には臭い・油煙が広がるとことを認識しておきたい。
 オープンスタイルのキッチンでは、汚れや臭いへの対応を考えておく必要がある。
 たとえば、  
  • キッチンが汚れたり、臭いが気になるようなら、リフォームでクローズドタイプのキッチンに変える心づもりでいる。
  • キッチンが汚れてきたら、目隠しの扉を付けられるようにしておく。
 もしくは、「キッチンが汚れてきたときのことや臭いのことを考え、オープンスタイルのキッチンは選ばない」という選択肢もある。
 ピカピカの状態がきれいだからと、安易にオープンスタイルのキッチンを選ぶのは危険なのである。
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